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ひだまり山荘ブログ

奥武蔵 関八州見晴台~岳岩

2022-05-12
蟻の戸渡り
所沢店の成田です。

22日ですが、
奥武蔵の関八州見晴台へ行ってきました。

明け方に雨が上がったので、
空気が澄んでいそうで、
眺望に期待です。

スタートの西武線西吾野駅には、
たくさんの遠足の小学生たちがいました。

歩き始めて間もなく、
ニホンザルの群れを発見。
同じ道を行く小学生たちに教えたら、
大はしゃぎでした。
きょうは晴れて良かったね。

間野の民家の横から、
山間部ならでは風情がある生活道路へ入り、
そこから山道を1時間半ほどで高山不動尊に到着。
ここで初めて展望が開けました。

雨上がりでいい具合に空気が澄んで、
奥多摩や奥武蔵の山々が青く際立っていました。
素晴らしい景色です。
よっしゃ狙い通り。

遠足の子供たちは高山不動尊がゴールだそうです。
男子がふざけ、女子がそれをたしなめる姿は、
今も昔も変わりませんねぇ(´^∀^`)

高山不動尊は、いかにも頑丈な造りですよね。
山間の風雪に耐えるためか、
天井の柱の太さと数がスゴいなぁ。

樹齢800年と言われる大銀杏は、
スマホに入りきらないほどの迫力ですが、
帰ってから画像を見たら、
ホントに端っこしか写ってない画像ばかりで、
自分のセンスに涙しました。

暑い日が続いていたので、
ツツジにも期待していたんですけどね、
まだポツポツといったところ。
今年は5月上旬からが身頃でしたか?

沢山のつぼみをつけたツツジの間を登っていき、
まもなく関八州見晴台に到着。
ここに来るのは久しぶりです。

奥多摩方面の素晴らしい展望を眺めながら、
のんびりお昼をいただきました。
武甲山や両神山は、
残念ながらたくさんの木立に
隠れてしまっていましたよ。


桧岩?春の越生らしい綺麗な山でした
このあと、
関八州見晴台のすぐ北側から、
支尾根を東に下り、
修験者が修行したと伝わる、
岳岩(たけいわ)を目指しました。
実はこちらが今回の目的地だったりして。

『奥武蔵登山詳細図』では、
紫色の破線、
つまり道標なしの熟達者向きの
ルートになっています。

しかしはっきりついた踏み跡(残念!)を
辿ること十数分、
岳岩は、この尾根を塞ぐようにありました。

岳岩は、直立していて高度感がある岩稜で、
上部はナイフエッジ状になっていて、
ちょっとスリリングです。
通称「蟻の戸渡り」だそうな。

空を見上げながら、
岩を掴んで登っていくと、
すぐに樹林の上に抜けて、
いっきに背後の展望が開けました。
おおーーー高~い!

蟻の戸渡りも無事クリアー。
ここまでは意外なほどアッという間でした。
岳岩上部のテラスでひと息つきました。

振り向けば、雨上がりの青い空。
ほんの少し前に昼飯を食べた関八州見晴台が、
高い場所にありました。
岳岩の上でしばらく、
気持ちのいい時間を過ごしてきました。

このあとスマホのカメラを
声に反応してシャッターが切れるモードにしてセット。
もう一度、蟻の戸渡りまで戻って、
画像を撮って遊びました。

春の静かな尾根に、
チーズチーズと、
僕の間抜けな叫びが響き渡っていました。
振り向けば、関八州見晴台
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